THE INSECT HUNTER
2013
0211
神奈川

THE INSECT HUNTER 2013


ショッカー復活?!決戦!無人島
  



東京湾に浮かぶ怪しげな無人島・・・。


そこにはかつて、かの「仮面ライダー」の宿敵、ショッカーやゲルショッカーの秘密基地があったが、

われらがライダーの活躍により、忌まわしき悪の軍団は滅び去り、日本には平和が戻ってきた。


しかし、その無人島で、性懲りもなくショッカー(?)の怪人が復活しつつあるという・・・。


その怪人の名は

「コゲチャサビカミキリ男」!



もともと南方系の怪人だが、何かの拍子にその無人島に流れ着いたらしい。


かつて、コブラ男がアジトとし、ショッカー世界会議の会場となり、

ゲルショッカー日本支部結成式の舞台となり、ライダーがガニコウモルと戦った無人島・・・。



正義の味方を自認する(?)びおすけは、よせばいいのに怪人の復活を阻止するべく、

その無人島へと観光に・・・じゃなくて、戦うために旅立ったのであった・・・。







   
無人島へ向かうためには、当然、船に乗らなくては

たどり着けない。

それも、悪の軍団と戦うのだから、やはり戦艦で赴く

のが当たり前であろうと思っていたのだが・・・




  
そうじゃなくて、この船で行くらしい・・・。



こ・・・これでは、まるで・・・

か・・・観光に行くみたいではないか!




 
向かうは、あの無人島・・・。


周囲約1.6kmの小さな島である。


あのような島に、まさか怪人が潜んでいようとは!



  
 
船が出港し、わずか10分足らずでもう島影は目前に

迫ってきた!


こんなに近くに、恐ろしい怪人が潜んでいようとは!



 
 
あっと言う間に島に接岸した。

危険な上陸を覚悟していたのだが、立派な桟橋が

あるではないか。

ま・・・まるで・・・

か・・・観光地のようではないか!




東京湾のなか、というイメージを良い意味で裏切る、

綺麗なグリーン色のビーチである。

しかし、崖崩れすると危険なので立ち入り禁止なの

だそうだ・・・。




 
ふと、崖を見上げると、そこには何やら怪しくうごめく

無数の黒い影が!!


さては、ショッカーの戦闘員か!?


・・・ちげーよ・・・「ウミウ」だよ・・・


 

無事、緊張感漂うこともなく上陸を果たした。

するといきなり立派な施設が目に飛び込んできた!


こ・・・これが、ショッカーのアジト??


いや、これはどうやら味方のアジトで、いわゆる

島の「管理棟」であるらしい。




まだ島に着いたばかりで恐縮だが、早速休憩する。


デッキの広場では、散歩の準備をする親子や、釣り

の準備をする人たちなど、平和な光景が・・・。


みんな、この島に恐ろしい怪人が潜んでいることなど

知る由もなかろう・・・。

やはりここはひとつ、この びおすけが被害が広がる

前に人知れず退治しなくてはいけない!




   
島の探索を始めてすぐに、何やら怪しいものが!


う〜ん・・・ここはもしかして、ショッカーが怪しい儀式

に使う場所なのか?!


・・・などと考えつつ、早速荷物を下ろして、休憩・・・。


何か休憩ばかりしてるようだが、これが戦士の休息

というものである・・・

(まだ、戦ってねーしっ!)




 
重い腰を上げて、さらに探索をすすめる。


う〜ん・・・何やら無人島らしい風景になってきたな。

見渡すと、タブやヤブツバキが多く見られるようだ。




  
カクレミノもある。


これには、また別の怪人、「タテジマカミキリ男」

が生息確認されているようだが、隠れ方が上手な

せいか、発見することはできなかった。




   
目当ての「コゲチャサビカミキリ男」はアオキを

ホストとしているようなので、枯れ枝や枯葉を

ルッキングしたり、叩いたりしてみるが、どこにも

その姿を見つけることができない・・・。


一体、どこに潜んでいるのか・・・?

コゲチャサビカミキリ男は、たぶん成虫越冬する

のではないかと見当をつけて探しに来たので、こりゃ

目論見がはずれてしまったようだ・・。




  
ちなみにこれは昔、西表島で びおすけが退治した

コゲチャサビカミキリ男である。


このコゲチャサビカミキリ男は場所によって色彩の

変異などがあるらしいので、調べてみると面白そう

である。近似のドイカミキリ系も分類的にややこしい

感じがするし、なかなかあなどれない怪人である。




   
そんなことより、早くやつらの基地を見つけて、退治

しないと、帰りの船に乗りそびれてしまう。


最終便は16時30分なので(季節によって変わります)

それに乗り遅れると、大変なことになる。




   
先に進むと島の端の海岸に降りる階段があった。

下を覗くと、何やら果てしなく続くかのような急で長い

階段・・・。

帰りの上りが思いやられるが、とりあえず降りて

みることにした。




   
階段を降りると途中に洞窟があった。

こ・・・ここは!? もしかしてショッカーのアジトか?


しかし、島の案内によると弥生人の古代住居跡だ

そうだが、一説には江ノ島の洞窟とつながっている

という伝説もあるそうで、何やらいわくありげである。




   
ショッカーのアジトはどこなんだ〜!!


コゲチャサビカミキリ男はどこにいるんだ〜!!


と、海に向かって叫んでみた・・・(心の中で)。




   
また長くて急な階段を上がり、道をたどると

何やら奇妙なサークルが・・・!

こんな円形の舞台が何箇所か見られた・・・。


「ミ・・・ミステリーサークル!?」


島の案内によると、これは戦時中の砲台跡である

らしいが、実はショッカーがライダー対策に設置

した砲台かもしれない!?・・・わけないか・・・。




   
道を巡ると、突然人工的な切通しが出現した!


こ・・・これは見覚えがあるぞ!

今や木道と化してすっかり様変わりしているが、

かつて、ここをライダーがサイクロン号に乗って

走るのをTVで見た憶えがある!




  
ドラゴンクエストであれば、ダンジョンの仕掛けの

押しボタンのようなものが・・・。


思わず押しそうになったが、ショッカーの罠かも

しれないので、危うく思いとどまった。




   
う〜ん・・・だんだん怪しくなってきたぞ〜!




  
だ・・・だんだん、アジトっぽくなってきたぞ〜!


ちょっと、怖いぞ〜・・・!




  
島の頂上を目指すように、登って行く。




  
すると・・・

ついに、階段の先に怪しげな白亜の建物が!!




   
ショッカーのアジト! ついに発見!!


そう、まさにここで、ゲルショッカー日本支部結成式

が開かれたのだ!!


中を捜索しようとしたが、立ち入り禁止となっており

外側からしか中をうかがうことはできなかった。


しかし、どうやらコゲチャサビカミキリ男は、ここには

いないようだ・・・。




   
コゲチャサビカミキリ男は、必ずどこかにいるはず

である。



さらに搜索の範囲を広げることにした。

何か手がかりがあるはずだ・・・。




   
所々に倒木や落ち枝が転がる場所に出た。


このエリアは、実に怪しい・・・。

とりあえず、枯れ枝の樹皮を削ってみよう。

おそらくタブだと思うのだが・・・。




   
しばらく樹皮を削っていると、食痕があらわれて、

その先に小さいけれど、よく太ったカミキリの幼虫

が出てきた。

何カミキリか、さっぱりわからないが、とりあえず

お持ち帰りして飼ってみよう・・・。

少なくともコゲチャサビカミキリ男ではないことは

確かだろう・・・。




   
コゲチャサビカミキリ男のホストである、アオキは

そこかしこに見られるのだが、怪人の姿は全く

現れず、かすりもしない。


探し方が悪いのだろう・・・。

さてどうしたものか?・・・と何げにアオキの枝先が

枯れた部分を折ってみると・・・。




  
折れた部分からポロリと手のひらに落ちた幼虫?

これはもしかして?


アオキから採れる幼虫であれば、コゲチャサビ

カミキリ男の幼虫に違いない!

とりあえず、コゲチャサビカミキリ男(仮)・・・と

しておこう・・・。


これで探し方の一面が見えた気がした。




  
気がつけば簡単な事で、冬にブーメ探しをした経験

を持つ方ならばわかると思うが、要はあれと同じで、

ポイントは枯れた部分と生木の接点である。




   
それっぽい感じの枝を折ると、やはりそこから幼虫

がこぼれ落ちた・・・。

コゲチャサビカミキリ男(仮)。

幼虫ではあるが、一応見つけることができた。


先の幼虫もそうだったが、枝の分岐部に当たる箇所

に見られた。

探し方が少しわかったような気がしたものの、実際

にこのような条件の枝を探すと、意外と少なく、幼虫

の追加も、成虫も見つけることはできなかった。


成虫越冬している個体がきっといる!と思っていた

のだが・・・。




   
コゲチャサビカミキリ男は、この島からそう遠くは

離れていない場所で、ソテツの実から羽脱した

個体が見つかっているそうだ。

また、Genka氏はヘクソカズラに穿孔していた本種

の例を報告している。その他クワ類やイチジク類

など、様々な樹種をホストとしている。

ちなみにこの島で見られたソテツには、影も形も

見られなかった・・・。




  
さて、コゲチャサビカミキリ男(仮)には出会ったが

ついに成長した完全体の怪人には会えなかった。


しかし、またいずれ、相まみえることになろう・・・。




  
・・・というわけで、無人島で観光・・・じゃなくて、戦い

を終えた びおすけ。

後ろ髪を引かれながら、その島をあとにしたので

あった。





   
そして、本土(?)に帰港したあと、本場海軍カレー

に舌鼓を打ったのであった。

ほろほろ牛肉が旨く、やさしい味だがコクのある

おいしい「お母さんの手作り系」のカレーであった。


どうも、ごちそうさまでした・・・。




  
帰宅後、幼虫を新しいアオキの枯枝に移し替えた。

新成虫になるのは、今秋であろうか?

それまで、うまく育てるようにしたい。




   
END




   




   




   
           
 
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