THE INSECT HUNTER
2007
0217
神奈川

THE INSECT HUNTER 2007


                 

          
冬の里山探検シリーズ 其の2

        
今日も今日とて、虫探しの旅は
続きます・・・。

そして・・・

ヨコヤマトラ材を求めての修行も
終わることなく続きます・・・。

うめちゃんとの二人旅です・・・。
   
   

KANさんとの採集で一度だけ
ヨコヤマトラの蛹を引き当てた
ものの、その後は探しても
さっぱり見つからず、どうしても
自分の目で再度「ヨコヤマ材」
を確認しないと気が済みません。

いつもの駐車場に車を置いて
歩き出すと、体が勝手にクリ畑
に吸い寄せられていきます。

ふ〜〜ら、ふ〜〜ら・・。

   
「ヨコヤマトラ枝」を探します。

・・・・探します・・・
・・・・・・探しま・・・
・・・・・・・・探し・・・
・・・・・・・・・・・・・・

今日も今日とて、なかなか
良い小枝が見つかりません。

幼虫は出てくるんですけどね〜。

  
ここはひとつ、気分転換にオニグルミ材でも見てみよう!という事でそちらに
移動します。

途中、エノキの伐採された木が転がっていたので、少し持ち上がっている
樹皮を軽く剥いでみます。

「おっっ!」

  
久々に姿を拝見した ルリゴミムシダマシ。 「ルリ・・・」と名前がついていても
それほど瑠璃色しているわけではありませんが、滑らかで綺麗なゴミダマです。
 
   
今度はクヌギの伐採木の樹皮を
剥いで見みると、
スジコガシラゴミムシダマシが
6〜7頭の集団で越冬していました。

     
さて、お目当ての材を手にとりあ
えず割ってみる うめちゃん。

パコッ!と真ん中から割ってみる
と・・・
     
   
うめ 「おわぁ〜・・・アリさんの巣」

びお 「うへぇ〜こりゃダメだね」

うめ 「んん?木っ端の片割れに
    何かついてるけど・・・」

      
おおお!ヒトオビアラゲカミキリじゃないですかっ!

検索図鑑では成虫越冬するらしいと書いてありましたが・・・。
普通種ながらこの時期に成虫が見れるとはラッキーでした。

  
同じ材の辺材部には正体不明
のカミキリ幼虫が・・・。

髄の部分に巣食うアリさんたち
とは住み分けしているようです。

だけど、これもヒトオビアラゲ?

一応、オニグルミノキモンを
狙っていたんですが・・・・・。
     
    
ヒトオビアラゲ材かもしれないと
いう事でオニグルミ材に興醒め
してしまった我ら。

再びヨコヤマトラ材を探します。
少し移動してクリ畑を発見。

・・・・う〜〜ん・・。
ここはなぜか直感的に「いる」
感じがします。

   
探し始めて間もなく・・・

うめ 「お〜〜い、これそうかな・・・?」

びお 「げっ!いきなりですか!・・・う〜〜ん・・・当たりです!」

うめちゃん、さすがです。完全にヨコヤマ材を見切ったようです。

自分もがんばらねば・・・・。

   
おっと!キタよぉ〜〜!!

絵に書いたようなヨコヤマトラ材
の切断面だぁ〜!

これはいるぜぇ〜・・。くっくっくっ!

  
ぐはっ!!幼虫かYO!!

一年早かった・・・・_| ̄|○

   
うめ 「お〜〜い、いたよ〜」

びお 「な・・・なぬぅ〜!?」

 
さ・・・さすがです。

うめちゃん・・・今後は
「ヨコヤマトラマスター」略して

  「ヨコヤマスター」

と呼ばせて頂きます・・・。

    
ところがっ!
ヨコヤマスターにもスキがあった!

ちょうど枝をポキポキしている時に
近くを変なおぢさんが大声で歌い
ながら歩いていたので、お互い顔
を見合わせた時・・・

うめ 「ああっ!」
折った場所が蛹を直撃・・・。

ポキポキ中は手元から目を離して
はいけません・・・ _| ̄|○
あまりにも悲しいので
NO PRINTING
 
    
ヨコヤマ材がそろそろ打ち止め

になってきたので、場所を変えて

ハイイロヤハズを探したり・・・
 
  
リンゴちゃんを探したりして

気分転換を試みますが・・・。


自分の手でヨコヤマ蛹を採って
いない びおすけの心はどうにも
晴れません・・・。
  
    
かと言って、他に良い物件も
見当たらず・・・・

なぜか朽木崩しに興じてしまう
びおすけなのでありました。
   
  
オサムシ出ないなぁ〜・・・・

  
オサムシ出ないなぁ〜・・・・

       
オサムシ出な・・・・・んん?

おっと!出たぁ〜〜YO!

クロナガだけどね・・・。

こうして現実から逃避するべく
「五目虫採り」に転じてしまう
びおすけなのでありました。

  
ヨコヤマトラは同じ神奈川県内でも場所によっては、クリに入ったりヒメヤシャブシ

に入ったりするとの事で、ヒメヤシャブシも探してみましたが、ご当地ではさっぱり

見ることができませんでした。もう少し自然度の高い場所でないと、残ってないの

かもしれません。


・・・・というわけで、現場を早々に引き上げたのでした・・・。

    


   
(・・・・同日、帰宅後・・・・)

     
今日採ってきた材を整理したり、

前日に うめちゃんが某河川敷で

採集したマイマイを頂戴したので

ボンドパックなどしたり、

ヨコヤマ蛹を入れ替えたりして

優雅な時を過ごしていたのでした。

    
そう言えば、先日採ってきたヨコヤマトラ蛹はどうなってるだろうか・・。

KANさんと一緒に採った蛹は、もう前胸や脚などが黒くなっていたし・・。



まず、先日、うめちゃんが採った某神奈川産のケースを見ると


  
あ''っ!!

   
もう羽化してるじゃん!! 
採って2週間しか経ってないのに、なんちゅう早さだろ・・・。

まだ腹がおさまってないのにひょこひょこ歩いてる
のがちょっと心配だけど・・・

   
・・・ていう事は、その前に採った某東京都産も羽化してるんじゃ・・・?

慌ててケースを取り出して見ると・・・

「え''っ?!・・・・」

   
シボンヌ・・・・してました・・・・。


ということは、黒くなってると感じた

のは羽化直前だからというわけ

でなく・・・_| ̄|○

よく見ると後脚が変に曲がって

いました・・・。
あまりにも悲しいので
NO PRINTING

   
唯一の自己採集個体だったのに・・・。 あまりにも残念です。

ヨコヤマトラ蛹を求めての修行の旅は、まだまだ終わりそうにありません・・・。

    
     
    
    

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