THE INSECT HUNTER
2006
0504
東京・神奈川
THE INSECT HUNTER 2006
                 
           
まったりGW お散歩採集




あちこちで拾ってきた材からは、カッコウムシ・ツツシンクイ・ナガタマムシばっかり出て、肝心のカミキ

リはと言えばキイロトラしか出てこない今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか・・びおすけです。


このような状況を尻目に、他の方々は材から結構良い虫を出しておられるようですが、これって、やは

り材を選択する際のセンスというか、一種の特殊能力なのではないかと思うんです。なかなか真似の

できない事ですが、材を拾う際に材の周囲にオーラが輝いてるのが見えているんではないでしょうか?

確実にこの能力が欠落している びおすけとしましては、ただただ材を拾ってくる数で勝負するしかない

わけですが、材を置くスペースはたいへんだし、やたらと雑虫ばかりわらわらと湧いてくるしで、全然

いいことがありませぬ。こんな びおすけなので、カミキリ屋としては「落ちこぼれ」であることを自覚し

つつ、これからも精進していかねば、と考えております。


今回は まさくんやうるちまさんからの情報で、とある場所にて びおすけ未採集の「素敵なカミキリ」が

得られているとの事。 自分では採れる気は全くしないのですが、とりあえず行っておかないと、採れ

るものも採れません。 またその場所は道が県境となり道をまたいで東京都と神奈川県で採集が

できるという、ややこしいけど面白い場所であります。

というわけで、GWの一日、お散歩気分ででかけてきます。

   

  
       
さて、現地に着くと天気は上々。

こりゃ、今日も気温が上がって

良い採集日和となりそうです。

   
   
朝も早よからムシが花に集まっ

てきています。

カエデの花はほぼ終了状態です

が、他の木の花にクマバチを

はじめアカハネムシやらチョッキ

リの仲間が見られます。

  
ウワミズザクラも満開状態 ^^



さて、まずは うるちまさん情報

の虫の確認をするため、東京都

側を歩きます。

 
移動途中にスギがたくさんある

ので、確認しながら進むと、スギ

カミキリに食害されたものや

脱出孔があちこちに見られます。

   
それなりの時期に来れば、かな

り多くのスギカミキリをゲットでき

そうな予感・・・・。

   
ヤナギ?の花があるので掬って

みるとキバネニセハムシハナが

採れました。亜硫酸〆にするた

め、一応ゲット。

 
適当にそこいらを叩いて歩くと

ヒシカミキリをはじめハムシや

オトシブミなどの雑甲虫がいろ

いろ落ちてきます。

   
ミツバウツギ。

ミツバといえばkobotokensis。
ヒナルリハナはたくさんいるけど

kobotokensisの姿は見えず。

   
で、うるちまさん情報の虫はと
言うと、結果から言うとNULL!

あえてこの場では詳細は書きま
せんが、とてもあの虫がいると
思えない場所でした。

そんな場所でもあんな虫を採って
しまう うるちまさんはスゴイっす。

    



 
さて、場所を変えて今度はまさ
くん情報の虫を探してみる事に。

そっちは神奈川県になります。

途中、草地を飛んでるコガネを
見つけ、「ヒゲブトハナムグリ?」
かと思って採ってみたらヒラタア
オコガネでした。これはこれで
綺麗な甲虫です。

  
アズマネザサが混ざるブッシュ

を叩くと雑甲虫に混じって、見覚

えのあるカミキリが・・・。
ハイイロヤハズの小型の♂・・・

なんとなく「冬の虫」のイメージ

が定着してしまって、この時期に

何気に採れると意外に感じてし

まう今日この頃です。

  
春の陽気に誘われて、チョウも

いろいろ飛んでますが・・・。

ウスバシロチョウ。こうして見る

と、ホントに翅が透けています。

どんくさい びおすけでもネットイン

できるチョウのひとつです・・。

  
で、これが まさくん情報のタラ。

天を突くような大きなタラです。

ウワサの虫を探してみますが、

影も形も見当たりません。

いる虫といえば・・・

  
クロフヒゲナガゾウムシ
Tropideres roelofsi (Lewis,1879)

普通種ですが、かなりデザインの凝った衣装をまとっています。綺麗です。

    
アトモンサビカミキリ
Pterolophia (Pterolophia) granulata (Motschulsky,1866)

わざわざ探さなくても必ず目にするカミキリのひとつです。
でもこうして見るとアカガネカミキリ系に似ていなくもない・・・。

   
「うるちま虫」に続いて「まさ虫」

もNULL。 仕方ないので辺り

のブッシュを叩きまくりますw

シモフリコメツキ。

意外と大きいので驚きました。

   
コブスジサビカミキリ
Atimura japonica Bates,1873

その姿はポキッと折った枯木の先っぽにそっくり。

 
日向ぼっこをしていた(?)

センチコガネ。

何を思索しているのか、じっと

止まったままでした。

   
ヒシカミキリ
 Microlera ptinoides Bates,1873

目がつぶれてしまうくらい小さい虫ですが、この体の配色の素晴らしさと
言ったら!!なんの必要があってかわかりませんが、凝った模様です。
クリの伐採枝に大発生中。


  
神奈川県側のスギにも例の脱出

孔があちこちに見られます。

う〜む、と うなりつつ、ふと脱出

孔の上を見てみると・・・。

     
スギカミキリ
Semanotus japonicus (Lacordaire,1869)

「え・・・・・?」
もう、とっくにシーズン終了だと思っていたので驚きました。
まだこの時期にもいるんですね・・・。
   
とっても小さな♂でした。

サイズはヒメスギと同じです。

「チビスギカミキリ」と命名。

 
探してた虫が見つからず残念。

でも、プチなサプライズが多い

一日でした。
 
採集した虫の一例
ヒラタアオコガネ シモフリコメツキ クロボシツツハムシ
神奈川では稀。超美麗種 思ったより大きな甲虫 普通種だけど初採集

   
スギカミキリ コブスジサビカミキリ キバネニセハムシハナカミキリ
発生超末期!? 超小型♂ 美麗ではなくても造形の妙が光る 初めて亜硫酸で処理

     
本日の成績
東京都 某所 神奈川県某所 目撃した虫
ヒナルリハナカミキリ 1ex スギカミキリ 1ex ウスバシロチョウ
キバネニセハムシハナカミキリ 1ex コブスジサビカミキリ 1ex アゲハチョウ
ヒシカミキリ 5exs ハイイロヤハズカミキリ 1ex センチコガネ
ヒゲナガオトシブミ 2exs アトモンサビカミキリ 1ex アオオサムシ
ベニホシハマキチョッキリ 1ex ヒラタアオコガネ 1ex マルカメムシ
オオケブカチョッキリ 2exs ビロウドコガネsp-1 1ex クマバチ
カシルリオトシブミ 1ex クロフヒゲナガゾウムシ 1ex アカハネムシ類
クワハムシ 1ex スネアカヒゲナガゾウムシ 1ex
アトボシハムシ 1ex カオジロヒゲナガゾウムシ1ex
コウゾチビタマムシ 2exs ケブカヒメカタゾウムシ 1ex
ウスチャジョウカイ 1ex ユアサハナゾウムシ 1ex
ジョウカイsp-1 クロシギゾウムシ 1ex
ジョウカイsp-2 フタホシオオノミハムシ 1ex
シモフリコメツキ 1ex フジハムシ 5exs
クロボシツツハムシ 1ex
バラルリツツハムシ 1ex
キアシルリツツハムシ 1ex
ヤツボシハムシ 3exs
ナガトビハムシ 1ex
ムナグロツヤハムシ 2exs
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クビカクシナガクチキムシ 1ex
ハイイロハネカクシ 1ex
シロジュウシホシテントウ 1ex
    


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