THE INSECT HUNTER
2006
0325
神奈川
THE INSECT HUNTER 2006
                 

          
花粉と共に去りぬ・・・ の巻





TVニュースで各地の桜の開花が話題になる今日この頃・・・、皆さんお元気でしょうか?

びおすけ です。



この時期になると、平地では冬から目覚めた虫たちが、慌しく活動を始めます。

それと同時に 採集道具をナタから捕虫網に持ち変える時期でもあります。

こうなるといよいよ春のシーズン到来!という実感が否応なしに湧き上がり、

もうじっとしておれなくなるのであります。

とりあえず何を狙うか?

獲物はもうすでに決まっているのであります。



というわけで、とにかく出かけるのであります。
   


          

横浜@いつもの場所・・・。

枝からパラリパラリと垂れ下がるキブシの花。

これを見ると「あああ!いよいよ今シーズンも

始まったなぁ〜!」と実感するのです。

   
   

夏場だとまず近づかないような場所。スギや

ヒノキの林にあえて突入するのであります

が、花粉症持ちの びおすけとしては早速、

目がカユカユになり、つらいのであります。




うっ!?トゲトゲ虫・・・?

ヒノキの樹幹にあちこちペタペタとついてますが。

     
アップして見ると、かなりショッキングな虫であります!

正体はトホシテントウの幼虫。

幼虫で越冬するのです。

成虫のラブリーな姿からは想像もできない姿です。
  

  

スギの少し古い材にいたのはクチキムシ。

ゴミムシダマシと同じ匂いを出します。

・・・ていうか、これってゴミムシダマシ科に

なったんでしたっけ?

     
スギの樹皮をペリペリと剥ぐと、とにかく多い

のはカメムシ・・・・。

    
そう、カメムシ・・・・・。

    
ゆえにカメムシ・・・・。

    
ああああ!

もうええっちゅうんじゃ!

   
探しているは食害されたスギの生木。

どこかにヤツの痕跡があるはずなのだが・・・・。


スギの樹液・・・・。

まるで滴る血液のようだ・・・。

   
かなりの本数のスギを見るも、いるのはカメムシ

ばかり。

気分転換に他の朽木を見てみる。



う〜ん、ナガニジゴミダマ?

   
アトキリゴミムシの仲間?

う〜〜ん、微妙・・・。


なんか、もう目がカユイ・・。

一度スギ林を脱出して林縁を歩いてみる。

 

    
ミヤマセセリ

 
テングチョウ
 
他にもモンシロ・タテハ系・ヒョウモン系などが飛んでました。

   
ヤマトデオキノコ

    
ふと見ると、林縁のやけに風通しの良い場所にスギが立っている。


上を見ると樹冠の葉は赤っぽくなっている。いかにもヤツがいそうな木だ。

そういえば、さっきまで探していた林はスギやヒノキの密度が高く、

全体に青々として、木の勢力が強すぎるというか・・・。

ヤツはもっと孤立無援的な「さらされたような」スギやヒノキを好むのではあるまいか!?

   
早速、接近して確認する。


むむむ。おじゃまします。

  
むむむ・・・なんかこりゃいいかもしれないよっ!
 

    
おっと!脱出孔キタYO!

   
おおお!ここにも!

  
おおお!こっちにも!
   




そしてふと根元を見た時!

  
 
   
ああああああー!なんじゃコリャー!!


   
しばし、呆然とするも、他にもあるかと根元の草をかきわけて探す・・・


ぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!!


 
スギカミキリ!!!
キターーーーーー!!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?

   


 
シボンヌ・・・・・・。


  

とりあえず1頭ゲット・・・。

まだ死亡したばっかりのようだがラッキーなのか?

・・・てゆーか・・・

これって

横浜の低地ではもうシーズン終了って事?


シーズンオフ!はぇぇぇぇぇぇ〜YO!!

やっと花粉症がおさまってきたかと思ったら・・・同時にスギカミキリも終了?
   

こ・・・これは・・・・来シーズンは花粉症の真っ只中に来なくては・・・・。

うわ〜・・・勘弁してくれぇ〜・・・


ぐしゅぐしゅ・・は・・は・・ハックション!


  
スギカミキリ ♂

とりあえず完品だから許す・・・・。


     
※天牛通信16号 掲載
    
    


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