THE INSECT HUNTER
2004
   
0605
  
神奈川


THE INSECT HUNTER 2004


   
栗の季節〜その2 




今日も晴れた!


もう、つべこべ言わずに行ってきます!
 

      

現地に到着してまわりを見渡すと

もうクリの花全開。

青空に映える白い花穂。

もうヨダレが出そうです。


もう一刻の猶予もありません。

うりゃっ!とばかりに突撃です。
      
 

「ぬおおおおお!」と声には出さないものの

髪を振り乱して網で掬いまくり。

掬って・・・掬って・・・・・


ふと気づくとクリの花のまわりには虫が全然飛んでない。

静まりかえっている。

ちょっと落ち着け自分!・・・んで一休み。
     
   

あらためてネットの中をのぞくと、相変わらず

カミキリモドキ様ばっかりです。

他の甲虫もいわゆる「〜〜様系」ばっかり。



これはチャイロチョッキリ様・・・・
  
   

これはモリヒラタ系?のゴミムシ様・・・・

なんか汁 (ぢる、と読む)出してるし・・・。


他にはハナムグリ様系、テントウムシ様系、

よく見るコメツキ様系などなど・・・・



カミキリムシ全然いませんが??!

 
       


精神的に疲れたので、木陰で一服しようとふと見れば、

なかなかイイ感じの太枝が落ちてます。


半日陰の具合など絶妙です。


これは、なんとなく期待できそうです。
            

        
   
で、早速ちょろちょろしてるちっこいカミキリ発見。

ケシカミキリ。 芥子粒(けしつぶ)みたいに小さいからケシカミキリ・・・。

普通種だけど体長2〜3mmしかないので、見つけにくいです。

・・・・ていうか、年のせいで目が悪くなったため見つけにくいです。
    
   
     




枯葉に潜んでいたのはヒメクロトラカミキリ。

このカミキリも早春からず〜〜といますね。
    
 






どうも毎度です。 ミドリカミキリ。

         
 


ひょろろろろろろ〜〜と、飛んできて

シャツにペタッ!と止まったのは

シラホシカミキリ。

このあたりでは意外と見かけないので

一応ゲット。

    



この太枝の元と思われるクリの半立枯れ。

けっこう食い荒らされています。

犯人はミヤマカミキリあたりでしょうか・・・・?
          
    
んん・・・。意外と見かけ倒しの太枝だったな・・。

んで、また花の方へと目先を変えてみる。

しばらく花と格闘してみた結果、網で掬うよりも叩き網で叩く方が虫がよく採れる事に気づく。

気温が高いので、虫は葉影などに隠れて暑さをやり過ごしているようだ。

もっと早く気づけよ、自分!
     


   


叩いた方が虫の数は多いけど、

内容的にはやはり「〜〜様系」ばかりであることに変わりはない。




ま〜、続けていれば何かしら採れるでしょう。
      
    

・・・と思ってたら

キマダラミヤマカミキリ きたーーーー!

・・・・普通種だけど、あまりに他にカミキリが

少ないので興奮してしまってごめんなさい。


ふと、手がゆるんで飛んでしまった。
   
  
   
んで、すぐ近くのクリの枝に止まりました。

しめしめ、生態写真撮るチャンスだなや。

このカミキリは夜間、照明に飛んできたりするけど、けっこう昼間活動する派なんですよね。
  
写真だけ撮って逃がしてあげました。


  
またしばらく花を叩きながらも、先ほどの太枝がどうも気になるのよね。

それでもう一度見に行きました。


ざっと見渡して、目に付く虫はいそうもない

ので、ちょっと叩いてみる。


でも落ちてくるのはケシカミキリばっかり。

んん・・・やはり気になったのは気のせいか。

もう一回叩いてみる。

何かポトリと落ちた。
    
   

     
  
ん?チャボヒゲナガ?

ちちちちがっ!・・・・ききききき・・・・キターーーー!!


セミスジコブヒゲカミキリの♂じゃぁぁぁぁ〜〜!!

自力初ゲットだし!

標本♀しか持ってなかったし! 

やった〜〜!

 祝!びおすけ!


   

ぬお〜!カッコエエ〜〜!

前から欲しかったんだよぉ〜!

このコブコブの触角を見たかったんだぁ〜。
(♀の触角にはコブが無い)


しかし、こんなしょぼい場所で採れるとは・・。

いる時はいるんですね〜・・・・。


ふと、我に返ると生態写真撮っておきたかったなぁ〜と悔やむ。

やたら叩いてしまってはダメですね。


で、♂がいるなら♀もいるだろう、と探してみたけど、

そんなウマイ話はありませんでした・・・。

夜間に同じ場所を見ればまたいるかもしれません。

というわけで、全体像は処理後のものです。


それにしても、この触角のコブは何か理由があって


できたものなのだろ〜か??


謎ですね・・・。
  
  

そして、早く展足したくて急いで帰りました。

クリに関しては、今後花よりも枯枝信者になりそうです。


でも、こんな虫一匹でこんなに喜べるなんて

虫屋って幸せだと思いませんか・・・・?(笑)
    
本日見たカミキリ

セミスジコブヒゲカミキリ 1ex.
キマダラミヤマカミキリ 1ex.
シラホシカミキリ 1ex.
ミドリカミキリ 数頭
ヒメクロトラカミキリ 数頭
ケシカミキリ たくさん
トゲヒゲトラカミキリ たくさん
     

   
    


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