THE INSECT HUNTER
2004
   
0125
  
神奈川


THE INSECT HUNTER 2004

 



       
冬眠・・・・してる場合ではない!? 




ご覧いただいてる皆様、寒中お見舞い申し上げます。



あんまり寒いので冬眠中のびおすけですが、

今日は、とある所に寝ぼけマナコをこすりつつ出かけてまいりました。



場所は川崎市の生田緑地。


多摩丘陵の豊かな緑に囲まれた緑地で、敷地内には

青少年科学館・日本民家園・岡本太郎美術館等の施設があります。


ここで、かわさき自然調査団主催の

「生田緑地の自然を語ろう会」という講座が開かれており

今回はびおすけがいつもお世話になっている

コメツキムシの第一人者「御者さん」の講演が

あるということで、参加させていただきました。

 

         

天気も良く、講演の前に付近をぶらりと歩いてみました。

びおすけはここに来るのは初めてだったのですが、想像以上に

自然環境が保全されており驚きました。

川崎市というと工業の街というイメージを抱いていたので、なお

さらでした。
    
 
昔からの既存緑地は基本的に敷地外周部に残されているようで、

中心部は公園化され人手が加えられていますが、噴水池やメタセ

コイアの林立した景観など、ちょっと欧州の公園を思わせるような

作りで、なかなかです。

ただ、以前は谷戸であったであろう貴重な場所に手を加えてしまっ

たのは少し残念な気もします・・・。
      
        

ここが、講演の会場となる、青少年科学館。

正面にはD51が展示されていて、来訪者を迎えてくれます。


中には川崎市の自然に関する展示や、プラネタリウムがあります。      
 
           
さて、講演内容ですが、講師が御者さんなだけに、ズバリ

「川崎市に生息するコメツキムシ」

というタイトルです。


参加者は、かわさき自然調査団の団員の方々をはじめ、P.Kawadaiさん、池修さん、S一さんと

いった、某カミキリBBSでもお馴染じみの方々もいらっしゃいました。


びおすけはコメツキが苦手なので、これを機会に理解を深めたいという気持ちで参加させていただきましたが、

多数の標本や生息環境の写真を見ながらの御者さんのお話はわかりやすくたいへん勉強になりました。 


コメツキとはなんぞや?というお話からはじまり、多種多様の環境に対応するコメツキの数々、またその採集

・観察法や環境指標生物としてのコメツキのお話など、知ってるつもりで知らなかったコメツキの話で満載でした。



コメツキは浜辺から5000m級の高地に至る水中を除くほとんどの場所に生息するという話を聞いて、探せばどこ

でも採れるんだなぁと思ったり、コメツキの幼虫は肉食な上に幼虫期間が2〜7年もかかると聞いて、とても自分

には飼育は無理だなぁと思ったりしましたが、採集好きのびおすけが興味を持ったのは、やはり、以前記録が

あるが絶滅したと思われる種類や樹洞性のクロカネコメツキやムネアカツヤケシコメツキといった珍しいコメツキ

のお話でした。

特にムネアカツヤケシコメツキは美麗種ですし、一度自分で採集してみたいです。



講演を聴き終わったあと、敬遠しがちだったコメツキが、少し身近なものになったような気がしました。

    


   



講演のあと、緑地内でフユシャク(ガの仲間)

が観察できるということで、みなさんの後に付いて行くことに

しました。



これは施設のひとつ、日本民家園→
  
   


あと、岡本太郎美術館→

びおすけ的には、やはり大阪万博の太陽の塔のイメージが強く、

このモニュメントなどもそれっぽいような、そうではないような・・・。
    
   

ある場所まで来て、みなさん、園路沿いの木製フェンスを舐める

ように見始めました。



補修箇所のチェックでもしてるのかと思いきや

(↑・・・んなわけない・・・)
    
 



ええ?ここがフユシャクのポイントですかっ!



・・・・・って、確かにイター!w
     
  




なるほど。

立木の樹皮を見回るより、ここの方が見つけやすいですよね・・・。
      
 


で、これは♀なわけですが、日が暮れてから♂が寄ってくるまで

ここでこうして待っているそうです。

まともに見たのははじめてですが、ほんとに翅がありませんね。
        
    


ふと横のサクラの樹皮を見るとクサカゲロウが止まっていました。

この寒いのに、よくまぁ・・・。
    
     


イチモンジチョウの幼虫の巣だそうです。

小さな葉をうまく合わせて作ってます。

成虫は意外と大きいのに、幼虫はずいぶん小さくて可愛いんです。
     
   
       こんな感じです・・・・→
    
  
この寒いのに、探せば活動している虫もいるんですねぇ〜。

びおすけも冬眠してる場合ではないような気がしてきました(笑)

みなさんも歩きながら、虫談義は止むことがありません。




左からS一さん、御者さん、P.Kawadai親分
     
     
まだまだ寒い日が続きそうですが、ウメやロウバイの花も見られ、

春はすぐそこ!って気もします。



今日は久々に有意義な一日を過ごすことができました。

御者さんはじめ、調査団の皆様ありがとうございました!
      

  
    


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