THE INSECT HUNTER
2003
0521+0522
  
神奈川

THE INSECT HUNTER 2003


 


   
0521


横浜@いつもの場所@5/21


ここしばらく雨の日が続いていたが、ここにきてやっと晴れ間が見え始めた。

仕事もしないといけないのだが・・・

せっかく晴れてるのに外に出ないのはもったいない・・・。

「行っとけぇ〜・・・行っとけぇ〜・・」


と耳元で悪魔が囁くのだ。



・・・んで、行ってしまいましたw
    
          

実は前から目を付けてる場所があって、

とりあえずそこへ向かう。わりと新鮮な

伐採木が積まれているのだ。

コナラ・クヌギ・ミズキなどの広葉樹材が

点々と積まれて置かれている。
  
      
ざっと見て回ると、ヒメクロトラカミキリがとにかく多く、あとはトゲヒゲトラ・ミドリ・アトモンサビ

といったカミキリ類がいる。 ヒシモンナガタマムシも多い。

ヒゲナガゾウムシ類も、シロヒゲナガゾウ・キマダラヒゲナガゾウ・カオジロヒゲナガゾウなど

数種が見られ嬉々としてつまんでいると、見慣れぬヒゲナガゾウがいた。
  
   

シリジロヒゲナガゾウムシ

前から欲しかった種類だ。

丸い目と触角がとてもキュートである。

他のヒゲナガゾウと違って動きが落ち着い

ており、飛んだり落ちたりしないので観察

&採集がしやすい。特に♂がかっこいい。
       
 
シリジロヒゲナガゾウも3頭採集できて一段落。 他の場所も見て歩くことにした。

咲き残りのマユミの花にムシがけっこう集まっており、早速スイープしてみる。地味な花だが

集虫力はかなりあるみたいだ。ネットインしたのはダントツでチャバネアオカメムシが多く、

ジョウカイ類・ジョウカイモドキ・トゲヒゲトラカミキリ・シナノクロフカミキリなどの一般的な種類

だけであった。

マユミの脇にあるササの葉を何気に見ると、変なムシがいた。
  
   
 
ツノトンボの仲間である。

奇妙な止まり方をしている。つかまっている

葉をゆすっても、ビシッとしたまま姿勢を崩す

気配はない。「もしかして死んでるの?」と

思って突っついたらモゾモゾと動いた。

かなり根性の座ったヤツだ。
         
 

モクレンの葉でヒメヒゲナガカミキリが

日向ぼっこをしていた。どこにでもいる普通

種なので普段あまり気に留めないが、よく

観察すると実にユーモラスな表情を見せる。
     
        
その他、キベリトゲハムシ・ヒメキベリトゲハムシ・クロボシツツハムシ・クチブトチョッキリなど

を採集して、本日は引き上げることにした。
   
    

         


0522


横浜@いつもの場所@5/22



・・・・で、悪いことに翌日も晴れてしまった(笑)

しかも、虫友のうめちゃんが遊びに来たので、また出かけてしまった。

場所は昨日と同じ所である。

伐採木を積んである例の場所にひとまず向かうことにした。

現場に到着して早速見回りを開始する。

あいかわらずヒメクロトラとヒシモンナガタマムシは多い。

しばらくして、うめちゃんが「ハエだか甲虫だかわからん虫」が採れたというので

(うめちゃんは蝶屋です)、見てみるとハナノミであった(笑) 

自分もハナノミは詳しくないので、その時は種類までわからなかった。
    
 

帰宅後調べてみると、シラホシハナノミ

だとわかったが、手持ちの図鑑や文献を

読むとブナ帯の優占種との事であった。

それがなんで、こんな平地に・・・・?


    
        
考えてみると、ここは平地でありながらルリボシカミキリも採れている場所なので、こういう

のも有りなのかなぁ〜?と思った。ルリボシカミキリ同様、分布を拡大している昆虫のひとつ

なのかもしれない。
  
 

うめちゃんは蝶屋でありながら、ハネカクシ

に目がないのだ。んで、こんなのも吸虫管

で吸い取ってました。

ヤマトオオメハネカクシ→

大きなお目々がラブリーなムシだ。

       
 

枯木につく地味なムシと言えばコイツだ。

ビロウドホソナガクチキ→

びおすけ的には決してキライではなく、

むしろ好きかも・・・。

ただ、似たような種類が多いわけだが・・・
         
 

こちらはクロホソナガクチキ。

最近やっと違いがわかるようになってきた

びおすけであった・・・。
      
   

ヒゲナガコメツキも採集した。

今まで1頭しか採集したことがなかったの

で、ちょっぴりうれしい・・・。

           
      
こんな感じで、他にカグヤヒメキクイゾウムシ・ウスオビキノコケシキスイ・キボシルリハムシ・

シリジロヒゲナガゾウムシなどをつまみながら、別の場所に移動することにした。


歩きながら何気に道沿いのスイカズラに目をやると、オレンジ色のムシがフワフワと飛んで

いる。はじめ何かと思ったが、自分の着ていた服にペタッと止まった。 見ると・・・

おおおお!?リンゴカミキリじゃん!スイカズラに来ているということはシラハタリンゴだ!

見るともう1頭飛んでいる。こりゃイイぞっ!ということで付近のスイカズラを捜し始めた。

 
 

別の場所に大きめのスイカズラがあり、

そこにも飛んでいた。写真を撮ろうとしたら

スイカズラから落ちてしまった。残念・・・。
       
      

う〜ん、リンゴはいいねぇ〜。

ちなみにこの葉っぱはニシキギです。

シラハタリンゴは♂♀の区別がつきにくい

が、腹部末端の黒い斑紋の位置・形状で

見分けることができる。また慣れれば体型

でも見分けられる。
     
        

ここで、びおすけが2頭、うめちゃんも2頭採集でき、合わせて6頭採集できた。

偶然ながら良いポイントを見つけることができた。

こういうポイント探しも昆虫採集の楽しみのひとつだ。

短時間であったが、発見も多くなかなか楽しめた採集であった。

 

      
 
5/21の成果  ミドリカミキリ 1ex.
         キベリトゲハムシ  2exs.
         ヒメキベリトゲハムシ 1ex.
         クロボシツツハムシ 1ex.
         ホソクビナガハムシ 1ex.
         オジロアシナガゾウムシ 1ex.
         シリジロヒゲナガゾウムシ 3exs.
         キマダラヒゲナガゾウムシ 4exs.
         シロヒゲナガゾウムシ 1ex.
         クチブトチョッキリ 1ex.

5/22の成果  シラハタリンゴカミキリ 4exs. (他うめちゃん2頭採集)
         ヒメクロトラカミキリ 1ex.
         ヤマトオオメハネカクシ 1ex. (うめちゃん採集)
         シラホシハナノミ  1ex. (うめちゃん採集)
         カグヤヒメキクイゾウムシ  1ex.
         シリジロヒゲナガゾウムシ 1ex.
         キボシルリハムシ 1ex..
         ヒゲナガコメツキ 1ex.
         ヒメクロコメツキ 1ex.
         ウスオビキノコケシキスイ 1ex.
         クロホソナガクチキ 1ex.
         ビロウドホソナガクチキ 1ex.
         
           

THE INSECT HUNTER 2003
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